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 このたび、韓国慶州 仏国寺の境内に新設された聖宝博物館に作品を寄贈し、永久展示していただくという栄誉にあずかりました。
  このような機会を頂いたのも皆様の応援と不思議な佛縁のおかげと感謝しております。
・いきさつなどは-しょうみょうあんコラム-で紹介しています。
* 2011年春開館予定でしたが諸事情により延期になっております。開館日が決まり次第、ホームペー ジ上でお知らせ致します。

韓国慶州 仏国寺とは?

仏国寺は528年創建の古刹で、1995年に石窟庵とともにユネスコの世界遺産に登録された、韓国を代表する寺院です。

韓国最大の仏教宗派曹渓宗の第11教区の本寺であり、多宝塔や青雲橋などの建造物や仏像が韓国の国宝に指定されています。

場所は韓国慶州の郊外、吐含(トハム)山の中腹に位置しています。

仏国寺 聖宝博物館に展示される作品

福井照明の代表作「四天王像」ほか12点の作品が寄贈され、常設展示されることとなりました。 






写真をクリックすると拡大表示されます


仏国寺の方々の来日

作品寄贈に先立ち、2010年3月に仏国寺関係者の方々が来日、 滞在中には寄贈書を贈呈する式典や、工房の見学会、領事館への表敬訪問なども行われました。



しょうみょうあん工房にて-

中央の僧衣の方が佛國寺住持 性陀(セイダ)大師
一番左側が聖寶博物館館長の宗尚(ジョンサン)大師、隣が博物館諮問委員長の鄭永鎬( チョンヨウホウ )教授
  寄贈書授与式。性陀大師に寄贈書を手渡す。
民団瀬戸支部にて


仏国寺から贈られた感謝牌
韓国領事館に表敬訪問。写真中央、黒いスーツの方が領事の崔哲豪(チェチョルホ)氏


各紙掲載記事

新聞各紙に取材・掲載していただきました。
・2010年5月22日守山ホームニュース記事
・2010年5月20日の宗教新聞記事
・2010年4月05日の宗教新聞記事
・2010年3月13日の朝日新聞記事
・2010年3月9日の中日新聞記事
↑クリックするとそれぞれの記事の全文が見られます。


日本と韓国をつなぐ1500年のロマン

 日本に佛教が伝来したのは、西暦538年と公史には記録されています。韓国で佛教が公認されたのは、高句麗より新羅に伝来した527年のこと。佛國寺はその翌年の528年に、法興王の母と王妃によって創建されています。日本に佛教が渡ってくる、ちょうど十年前になります。
  このことからも、佛國寺に携わる人々から佛像も伝来した可能性が、非常に高いと想像できます。

 韓国より佛教が伝来して約1500年。悠久の時を経て佛國寺に里帰りするがごとく、聖寶博物館の一角に私の制作しました佛像が鎮座することに、日本人佛師としてすばらしいロマンと、またこの上ない名誉と喜びを感じずにはいられません。

ありがとうございました

佛師 福井照明





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