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教室の進め方 一躰の佛像を彫れるようになるまでには、以下のように基礎的な行程を何段階か学びます。 |
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1.道具作り 彫刻刀には、アマチュア用、セミプロ用、プロ用の三種類がありますが、教室ではプロ用を使っています。切れ味がよく、丈夫で長持ちするので、結局はお得であるといえます。 ただし、プロ用の道具は、刃の部分だけで売られており、柄はついていません。 練習の第一段階として、まずは自分の道具の柄作りからはじめます。出来上がった道具は一生、愛用していただけます。 -彫刻刀の内容はこちらの表をご覧ください- |
![]() 完成した道具の一部 |
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2.地紋彫り 柄作りを終えましたら、第二段階として、花菱、七宝といった連続模様を練習します。 もっともよく使う道具である小刀の扱い方を身に付けます。 |
![]() 地紋彫り(花菱) |
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3.佛足 4.佛手 この段階からは、佛様の体の各部分を彫る練習に入ります。 はじめに、佛様の足をつくる練習をします。 次に佛様の手です。様々なポーズ(印相)をとった手を練習します。 |
![]() 佛手・佛足 |
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5.佛頭 お地蔵様の坊主頭。如来様。菩薩様。 それぞれ髪型や顔の異なる佛様の頭をつくります。 |
![]() 佛頭 |
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6.丸彫り ここまでの5段階を一通り覚えられましたら、いよいよ、佛像づくりに入ります。まずは簡単なものから、そして段々と複雑な佛像へと進みます。 何躰も彫るうちに、次第により難しい佛像や、自分の彫りたい佛様も彫れるようになっていきます。 ![]() |
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仏像彫刻教室Q&A | |
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まったく彫刻をやったことがないのですが大丈夫ですか? 手先が器用でないのですが、できるようになりますか? |
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仏像彫刻では、だれでも同じ、ゼロからスタートします。それぞれの方のペースで、各段階を繰り返し、繰り返し練習していきますので、あまり心配なさらなくても大丈夫です。 手順を追って、基礎から彫り方を身に付けていけば、自然と上達し、だんだんと見る力も備わってきます。 |
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費用はどれくらいかかりますか?特別に用意するものはありますか? |
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毎月3000円の月謝のほかに、道具代が必要です。 彫刻刀は、プロが使用するのとまったく同じものを、当方で注文してご用意します。初めての方のための20本の彫刻刀のセットで6万円ほどです。 プロ用の道具は高価ですが、切れ味が良く長持ちします。(「1.道具作り」の項をごらん下さい。) ほかに木工ボンドなども必要になりますが、ホームセンターや金物屋などで揃うものばかりで、特別なものはありません。 -材料はそのつど実費でお分けしています。 -テキストは進行に合わせ、書店で注文して頂いています。 |
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